これからスポーツクラブを立ち上げたいと考えているあなたへ。
「どんなスポーツを教えよう?」「どこでやろう?」と、考えることはたくさんありますよね。
でも、その前に最も大切なことがあります。それは、「事業のコンセプト」を明確にすることです。
コンセプトが曖昧なままでは、どれだけ素晴らしい指導力があっても、集客はうまくいきません。この見えない部分をしっかり固めることが、成功への第一歩です。
ここでは、私が実際に経験して学んだ、失敗しないコンセプトの決め方と、成功事例をお話ししますので気になる方は最後までご覧ください。
なぜ、コンセプトを決めることが最重要なのか?
コンセプトは、あなたのクラブの「顔」であり、「核」です。コンセプトを決めることで下記のようなメリットがります。
- 競合との差別化
- ターゲットの明確化
- ブレない経営の軸
コンセプトは、単なるスローガンではありません。あなたの事業のすべてを決定する、最も重要な羅針盤なのです。
コンセプトを固めるための3つの問い
では、具体的にどうやってコンセプトを固めていけばいいのでしょうか?以下の3つの問いに、ぜひじっくり向き合ってみてください。
Q1.誰の、どんな悩みを解決したいのか?
あなたが指導したいのは、どんな人たちですか?そして、彼らはどんな悩みや願望を持っていますか?
- (未就学児): 「運動が苦手で、体を動かす楽しさを知ってほしい」→「遊びを通して運動能力を伸ばす、楽しい体育教室」
- (小学生): 「チームスポーツの経験を通じて、協調性を身につけてほしい」→「サッカーを通じて仲間と協力する力を育むクラブ」
- (社会人): 「運動不足を解消したいが、激しいトレーニングは苦手」→「初心者でも無理なく続けられる、ゆるめのフットサルサークル」
このように、ターゲットの悩みを具体的にすることで、提供するサービスや指導内容が見えてきます。
Q2.なぜ、あなた(あなたのクラブ)がそれをやるのか?
数ある選択肢の中から、なぜ読者はあなたのクラブを選ぶべきなのでしょうか?
- あなたの指導歴や実績、資格は何ですか?
- 過去の経験で得た、あなた独自の強みは何ですか?
- 子どもやスポーツに対する、あなたの揺るぎない想いは何ですか?
Q3.どんな未来を提供できるのか?
クラブに通うことで、その先にどんな良いことが待っているのかを想像させましょう。
- 技術を教えるだけでなく、「自信がつく」「仲間ができる」「学校生活が楽しくなる」といった未来を提示します。
- 保護者にとっては、「子どもが安心して通える」「成長を実感できる」といったメリットを伝えます。
失敗しないための注意点|コンセプトは「絞る」こと
「誰にでも来てほしい」というコンセプトは、結局「誰にも響かない」ことになります。
成功しているクラブは、例外なくターゲットを絞り込んでいます。例えば、「サッカークラブ」と一言で言っても、
「勝つためのサッカー」と「楽しむためのサッカー」では、集まる人も教え方も全く異なります。
あなたの想いを大切に、ただ一つ、尖ったコンセプトを考えてみてください。その一点集中が、あなただけの熱狂的なファンを生み出す第一歩になるはずです。
コンセプトが固まったら、次の一歩を踏み出そう
コンセプトが決まれば、集客や資金調達、そして日々の指導方針も、すべてが明確になります。
頭の中で考えているだけでは、何も始まりません。この記事を読んだ今が、行動する最高のタイミングです。
さあ、あなたの想いを込めたコンセプトを、今すぐ紙に書き出してみませんか?