リストラ。この言葉に、あなたはどんな感情を抱きますか?
未来が閉ざされた絶望。これまでのキャリアが否定された悔しさ。 私も、16年間のスポーツ事業でのキャリアを突然失った時、同じように感じました。しかし、そこから私は、「ゼロからイチ」を生み出す挑戦を始め、自分のスポーツクラブを立ち上げました。
この記事では、私がリストラという逆境をどう乗り越え、いかにして夢を実現したのか、その「リアルな道のり」をすべてお話しするものです。
読み進めていただければ、ただの成功談ではない、泥臭い葛藤や、誰も教えてくれなかった起業の現実を知ることができます。これからスポーツ事業を始めたいあなたにとって、この話がきっと、未来への一歩を踏み出す勇気と、具体的な行動へのヒントになるはずです。
16年間のキャリアを失った、あの日…
前職も、皆さんが想像する通り、スポーツクラブの運営会社です。
私はスポーツ専門学校を経てスポーツ事業に関わることになりました。あれから16年間、この仕事に情熱を注いできました。スポーツの楽しさを伝えること、子どもたちの成長をサポートすること。それは私にとって、単なる仕事ではなく、生きがいそのものでした。
2024年度も同じ会社にお世話になる予定でしたが、この世の中はそんなに甘いものではありませんでした。
今でも忘れない2023年2月、突然その日はやってきました。
上司「伊藤、申し訳ないが、2024年度の席がない…どうする?」
いきなりの通達に私は声が出ませんでした。16年間、自分の人生をかけてきた場所から、あっけなく切り離されたのです。もちろん、ショックは大きかったです。正直、頭が真っ白になりました。16年間続けてきたことが、突然「ゼロ」になったような感覚でした。
さらに私には家族もいるなかでいきなりの通達に頭を抱えました。
リストラ通達から葛藤の日々がつづく
リストラ通達からの日々は毎日が不安で頭の中は真っ白になり、「なぜ、私が?」という疑問と、先の見えない不安が押し寄せました。
リストラを受け入れ新しい仕事をしようとも考えました。しかし、これまで頑張ってきたこの活動が全ての努力が報われず無かったことになると思うと虚無感と葛藤の日々が始まったのです。
一本の電話が私の人生を変えた
リストラを告げられてから数日後、いつも通り色々な園や指導をしていました。そして移動中に一本の電話が鳴りました。電話の相手は、私が指導していた体操の子どもの保護者の方からでした。
「伊藤コーチが辞められるってお手紙で知りました。うちの子は、すごく寂しがっていて…」
その言葉を聞いた瞬間、心が締め付けられるような想いでした。やっぱり辞められないかも・・・
更に保護者の方から嬉しい言葉がとんできました。
「伊藤コーチが、またどこかでクラブを始められたら、ぜひ通わせてほしいです。」
その言葉は、まるで暗闇に差し込む光のようでした。私がこれからどんな仕事をしないといけないのか、色々考える中でこんなに嬉しい言葉がありませんでした。
更に、他の地域での会場でも私がいなくなるならクラブから離れるという子どもたちが沢山いることが判明しました。
これは神様が私に辞めずに頑張れということをサインなのか。独立して新しくクラブを立ち上げるべきなのか。私はそう考えるようになりました。
独立への第一歩
色々な方々から支えられるかのように私は独立への道を模索しました。スポーツクラブとして活動するならより、地域へ密着した形で活動したいという思いから「地域密着型スポーツクラブ」として活動しようと思いこのジョイテック広島が誕生しました。
一人で歩いてくために独立して活動するためにどうすべきか色々と調べました。
- 事業のコンセプトをきめること
- ビジネスモデルを構築すること
- 資金調達について
- 場所の確保
- 集客と広報活動
- 行政への手続き
- サービスの提供への準備
- 人脈つくり
私はこの8項目について考え実行しました。ここでは長くなるので別記事にて各項目のご紹介をしていきたいと思います。そして会社とは別れを告げ新たな挑戦へ旅立ちました。
情熱を行動に!あなたのスポーツ事業を始めよう!
私は独立して1年と5ヶ月の月日が経ちました。ここまで沢山の刺激や出会いと苦い経験をたくさんしました。
スポーツクラブの独立には、多くの課題が伴います。資金調達、集客、行政手続き…。考えれば考えるほど、不安は尽きないかもしれません。
しかし、私がリストラというどん底から立ち上がれたのは、私が慕ってくれる子供たちやご理解のある保護者の皆様に関係者の皆様でした。独立の第一歩は全てにおいてタイミングと信頼関係や運だと思っています。
私は年度末にリストラを通達されたタイミングで、これまでの活動を通しての信頼関係を構築してきたからこそ、お声をかけて頂いたと感じています。そして運も関係しています。
これから独立してクラブを立ち上げたり事業をしていきたいと考えている方々。
あなたの情熱は、必ず誰かの力になります。もし今、あなたが独立に悩んでいるなら、この記事が少しでも背中を押すきっかけになれば幸いです。
さあ、スポーツ事業を、今、始めましょう。