「スポーツクラブを立ち上げたい!」という夢を叶えるために、多くの人が最初にぶつかる壁。それが「資金調達」です。情熱や素晴らしいアイデアがあっても、事業を始めるにはお金が必要不可欠です。
私もリストラ後、ゼロからジョイテック広島を立ち上げる際、この資金調達に最も苦労しました。
今回は、私の経験をもとに、スポーツ事業で起業するための資金調達方法と、融資を成功させるための重要なポイントを具体的にお伝えします。
資金調達の方法は主に4つ
スポーツ事業で資金を調達する方法は、大きく分けて以下の4つです。
- 自己資金
- 融資
- 補助金・助成金
- スポンサー活動
この中で、多くの起業家が選択するのが「融資」です。特に、初めて起業する人にとって、日本政策金融公庫は最も有力な選択肢となります。
融資を成功させるための3つのポイント
金融機関は、あなたの人柄や熱意はもちろんですが、「この人に貸しても、ちゃんと返済してくれるか」という点を最も重視します。融資の審査を通過するために、以下の3つのポイントをしっかり押さえておきましょう。
ポイント1:自己資金は「見せ金」ではなく「積み上げてきたお金」
「お金を借りるのに、なぜ自分の貯金が必要なの?」と思うかもしれません。しかし、自己資金は「起業に対する本気度」を示す最も重要な指標です。
金融機関は、あなたの貯金額だけでなく、どうやってそのお金を貯めたのかという過程を見ます。毎月コツコツ貯金しているか、大きな金額を一気に準備したかなど、通帳の履歴はすべてチェックされます。
ポイント2:事業計画書は「夢」ではなく「現実」を描く
事業計画書は、融資の審査で最も重要視される書類です。
「地域の子どもたちを笑顔にしたい」といった情熱は大切ですが、それだけでは通用しません。「どうやって利益を出し、どうやって返済していくか」という現実的なシミュレーションが求められます。
成功するためには、以下の項目を明確にしましょう。
- 収益計画
- コスト計画
- 資金繰り計画
ポイント3:「人とのつながり」が信用を呼ぶ
金融機関は、起業家の人柄や事業への情熱を判断する際、「誰があなたを応援しているか」という点も見ています。
- 相談に乗ってくれる先輩経営者はいるか?
- 協力してくれる地域の人たちはいるか?
- 過去の顧客は、あなたの事業を支持しているか?
スポンサー活動は「信頼」から生まれる
資金調達のもう一つの方法である「スポンサー活動」は、融資とは少し性質が異なります。
融資が事業の安定性や返済能力を重視するのに対し、スポンサーは「このクラブの活動を応援したい」「地域貢献に繋がる」という共感や信頼から生まれます。
地域に根ざした活動を続けることで、その想いに共感してくれる企業や個人が必ず現れます。
失敗を恐れず、情熱を行動に
資金調達は、確かに難しいプロセスかもしれません。しかし、一つひとつのステップを丁寧に踏み、情熱を行動に移せば、必ず道は開けます。
あなたが描くスポーツ事業の未来を、現実のものにするために。今日から、その準備を始めてみませんか。